トップページ もっとみる スタッフのecomfortモノ語り 第6回
スタッフのecomfortモノ語り 第6回

森を守るアイテムで快適キッチンライフ

こんにちは。エコンフォートハウスショップ担当のDupont(デュポン)です。

私は前職で10年ほど、木材業界にいました。
エコンフォートハウスとは全く異なる業界ですが、「森林を大切にする」という視点でみると、共通する部分が多くあります。

突然ですが、「日本の森を守る」ためには、木を伐らずに残しておくことと、木を伐ってどんどん使うこと、どちらが大切だと思いますか?

すでにご存じの方も多いと思いますが、日本国内でいうと、適切に「木を使う」ことが、森を守ることにつながります。
日本の国土の約70%は森林で、世界有数の森林国。そんな日本では、戦後から高度経済成長期にかけて植えられたスギやヒノキなどの人工林が、木材として利用するために適した時期を迎えています。
それらの木を活用し、新たな木々を植え、育て、使う、そのサイクルが持続可能な森林づくりに必要不可欠なのです。

森林を手入れする中で、必要になることの一つが「間伐(かんばつ)」という、木を適度に伐採して間引く作業。間伐をすることで、地表に光が届くようになって、残った木が健全に成長し、土壌も良い状態になります。

では、間伐によって伐採した木はどうなるのでしょう?

こういったモノを選ぶことで、結果的には日本の森を守ることにつながる…、ということで私もできるだけそうしているのですが、そこで出会ったのが、スタイルジャパンの「立つまな板」です。
ヒノキの有名な産地、高知県の四万十川流域で採れる「四万十ヒノキ」の間伐材が使われているのですが、とにかく軽くて使いやすい!



まな板、これまでは大きいほうが良い気がして、持ち上げるのにもよいしょ、となるようなものを選んでいました。が、これを使いだしてから、十分事足りることに気づきました。
チーズをよく食べる我が家では、一番小さいサイズのまな板の上で切って、そのまま食卓へ。キッチンでは、立てたまま置いています。2枚使えば、野菜とお肉で使い分けもできますし、「あ、大葉切るの忘れてた!」というような時も、まな板を取り出すのが億劫になりません。

ちなみに、まな板の下に敷くのはスポンジワイプ。すべて切り終えてまな板を上げたあと、作業台がびちゃびちゃ…ということがなくなるのが本当に良いんです。こちらは木から抽出されたセルロースとコットンでできた天然素材100%のもので、マレーシア・ボルネオの森の保全と再生のために募金されるというアイテム。

限りある資源を大切にしながら、暮らしがスッキリ快適になる、かつ自分が納得できるモノ選びは、想像する以上に日々の生活の満足度が上がる。
そんなことに気づかせてくれた小さなまな板です。

ecomfortHouseショップ担当/デュポン




>>>トップページに戻る
>>>「読むeマガジン」一覧へ