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スタッフのecomfortモノ語り 第9回

着物にストール、そしてストールと繋がる縁

着物を着だしたのは、向島に住んでいた時、五丁目の和装小物屋に立ち寄った際、店主に「あなたに会わせたい人がいるのよ」と言われ、近所の踊りのお師匠さん、ゆらさんを紹介されました。
お年はわたしとそんなに変わらず、素敵な女性でした。彼女は「問香」もやっていて、誘われましたが、着物が着れません。
毎回、ママ友の料亭の若女将や、お隣の三味線のお師匠さんに着せてもらっていましたが、日曜日の開催が多く、朝から来ていただくのを申し訳なく思っていました。

そうしたら、ゆらさんが、「わたしが知っている着付け教室があるから、自分で着れるようになりなさいよ。」と言われ、通うことになったお教室の同期生が生涯の友となった「みったん(蜜庵)」と「たいあん(待庵)」です。ちなみにわたしは「じょあん(如庵)」と呼ばれています。


そのお教室は押上にある着物の洗い張りのお店「張福」(現在は曳舟)の奥でやっていて、知る人ぞ知るという場所だったのですが、その先生がとても博識があり、チャレンジャーで魅力的。
時代舞台劇「とっくり座」の役者の方々の着付けや墨田区の「夕べの会」での外人さんに浴衣を着付けたり、成人式にトリフォニーホールにも駆り出されます。
イーオクトで手伝ってくださったADの方にプレゼントするために、フィンランドのSAANA JA OLLIのヘンプを使った浴衣にチャレンジもしてくださいました。
もちろん、わたしの母の着物もいろいろ工夫してくださって、たくさんお直ししていただきました。

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さて、そんな仲良し3人と先生で、先頃、お食事に出かけました。まだまだ寒い時期にはKLIPPANのストールが大人気です。
道行や羽織だけでは首が寒いので、首まで隠せる一枚が本当に重宝します。

着物仲間といえば、わたしは、週に一度、世田谷の農園で農作業のボランティアをしているのですが、そこの農業主の玲子さんも着物が大好きです。
先日、日本橋高島屋の「北欧展」に一緒に出掛けました。その時、わたしがクリスマスプレゼントに贈ったストールを身に着けて来てくださいました。
ストールはサイズもないので、親しい方へのプレゼントにも最適です。

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これから、まだ、ちょっと肌寒い日などに着物に限らず、コンビニなどに行く時なんかにもとっても便利です。おうちの中でも、ソファにかけておいて、ちょっと羽織るとあったかいです。手放せない一品になると思いますよ。

CT ふきよ




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