KLIPPAN × minä perhonen 10周年記念「森に還る」展
特別な年の、特別なデザイン
rabbits play,birds rest -forest-
アートの秋。温もりも恋しくなる季節になってきました。
お出かけにぴったりの心地よい気候、表参道にお出かけしませんか?
エコンフォートハウスショップは、10/20(金)-11/3(金・祝)の期間に開催されるエル・デコデザインウォークに初参加、KLIPPAN × ミナ ペルホネン10周年を記念した「森に還る」展を開催します。期間中は、連日11:00-19:00まで営業(通常水曜日のみ営業)、久々に週末もオープンします!
会場では、最新のKLIPPAN × ミナ ペルホネン10周年記念デザイン「rabbits play,birds rest -forest-」のブランケットとアートポスター、2013年にデビューした「HOUSE IN THE FOREST」はじめ、10年の歩みとともに、ミナ ペルホネンのブランケットが勢ぞろいします。
ミナ ペルホネンのデザインを楽しみ、クリッパンが選び抜いたウールを織り上げたブランケット。天然素材ならではのぬくもりを、ぜひ実物でお確かめください。
在庫限りのアーカイブ品もご紹介いたします。
期間中、実店舗にて1万円以上ご購入の方に「スポンジワイプセット」をプレゼント!
上記イベント期間中、¥10,000(税抜)お買い上げの方に、もれなく「スポンジワイプ KLIPPANセット/BENGT&LOTTA ピース」をプレゼントいたします!
スポンジワイプは、スウェーデンで使わない家はないというほど定番のふきんです。木の端材「セルロース」とコットン繊維からできており、最後は土に還る100%天然素材。環境に良いだけでなく、優れた吸水性で、ふきんや水切りとして活躍してくれます。
「ピース」は、デザインユニット「BENGT&LOTTA(ベングト&ロッタ)」が、自然界でいきいきと生きる動植物を描いたデザイン。キッチン周りを楽しくしてくれます。
「森に還る」展で紹介されるKLIPPAN × minä perhonenデザインの背景にある物語とは?
■始まりは2012年、皆川 明氏とイーオクト代表 髙橋 百合子の偶然の出会い
2012年7月、西麻布のギャラリー「ル・ベイン」でイーオクト代表・髙橋百合子が、皆川 明さんへその場でKLIPPANブランケットのデザインをお願いしました。
皆川さんはKLIPPANブランケットを既に愛用しておいでだったのは、嬉しかったと髙橋百合子は振り返っています。
KLIPPAN初のスウェーデン人以外のデザイナー、AKIRA MINAGAWAと のコラボレーションはイーオクトが主導し、スタートしました。
■2013 HOUSE IN THE FOREST
日本発:KLIPPAN×minä perhonen アートになったブランケット
2013年秋、AKIRA MINAGAWAによる”HOUSE IN THE FOREST”誕生、寝具以上のものではなかったブランケットの概念を根底から変えたアートブランケットが誕生しました。
全面に描かれた森の原風景に魅了されない人がいるでしょうか?北欧はもちろん、ロシア、中国、カナダ、アメリカ、多くの国の人たちから「ふるさとの森がこころに甦り、まるで森のなかにいるかのよう…」という声が届きました。
「HOUSE IN THE FOREST」はその年、世界で最も多く販売されたKLIPPANブランケットでした。
一枚の絵画のように美しいブランケットを「アートブランケット」と名付け、以来、途絶えることなく世界中に届けられてきたアートブランケットが2023年10周年を迎えました。
スウェーデンの森から始まって、再びMINAGAWAデザインは生命溢れる森に還りました。
10周年記念デザイン“rabbits play, birds rest -forest-”をお届けします。
■”rabbits play, birds rest -forest– 2023
森に始まり森に還るアートブランケット
rabbits play, birds rest -forest-
『輝く森に遊ぶウサギたち、羽を休める鳥たち』
深く輝く森の中を楽しそうにはしゃいでいるウサギたちと木々にとまり羽を休める鳥たち。
温もりの中で安堵する気持ちと日々の喜びを謳歌する気持ちの共存する世界を描いています。
心は、安心と高揚の気持ちを携える時に幸福感を感じるのではないかと思い、この景色を空想しました。
皆川 明
スウェーデンの森から始まって、再びMINAGAWAデザインは生命溢れる森に還りました。
10周年記念デザイン“rabbits play, birds rest -forest-”をお届けします。
皆川 明さんとの記念すべき10周年デザインを依頼したのは、2021年10月。
約6ケ月後の2022年5月、皆川さんからデザイン画が届き、私たちは思わず息をのみました。
あまりに丁寧に、精緻に、キャンバスいっぱいに、森、大きく枝を伸ばした樹々、跳ね遊ぶウサギ、羽を休める鳥、森の中に迷い込み、吸い込まれてしまうようでした。皆川さんの思いが絵を通して伝わってきました。
HOUSE IN THE FORESTが月と星が輝く漆黒の森なら、こちらはぬくもりの森。
生き物たちが、森のふところに包まれ、大きな安心感のなか、くつろぎ、はしゃぎ、休み、、、
森に始まり、10年ののち、ふたたび森にかえってきた、幸福のブランケットです。
“rabbits play, birds rest -forest-”
1mmも手を抜くことなく丁寧な筆致のMINAGWA WORLDは、皆川ファンならずとも魅了されること間違いありません。ブランケットに再現したKLIPPANの技にも注目してください。
KLIPPAN × minä perhonen 10年記念に寄せて
ー ミナ ペルホネン(皆川 明)
KLIPPANのブランケットのデザインをはじめて10年が経つという。
イーオクトの髙橋さんからご依頼された時、スウェーデンらしさ、minä perhonenらしさ、そして私らしさを繋げられたらと思いました。
思い浮かんだのは、森の中にある小さな家。この風景は、昔訪れたガラスブランドのOrreforsへ向かう道の風景でした。
静かな森の道を抜けていくと小さな家がありますが、これは想像の風景です。
ブランケットは森の中の小さな家のような安堵感ではないかと、当時思ったのかもしれません。
一頭の鹿も見つけることができます。
このブランケットが、スウェーデンや日本及び世界の皆さまに愛され作り続けられていることは、minä perhonenや私にとってとてもうれしい出来事です。
こうして長くKLIPPANのクリエーションに関われることを、深く感謝申し上げます。
2013年 リガのKLIPPAN工場にて
イ―オクト代表 髙橋 百合子よりメッセージ
2012年、皆川 明さんに出会って以来、私たち、そしてKLIPPANのサステナビリティはMINAGAWAデザインの力で世界に道を広げ続けています。
デザインのちから、かくやの思いです。
HOUSE IN THE FORESTの世界累計販売枚数は、2013年-2022年10月までで33,000枚を超えました。
そもそもデザイン、ファンクションはサステナビリティに包括されるべきと私たちは考えます。
その意味でKLIPPAN初のスウェーデン人以外のデザイナーMINAGAWAをKLIPPANに提案した私たちイーオクトは、世界に日本のMINAGAWAデザインを広げたことも併せて誇りに思います。
そして今や世界中で人気を高め続けるHOUSE IN THE FOREST、静謐な森から始まり、10年という年月を経て、再びMINAGAWAデザインは生命が溢れる森に帰りました。
あらためてこの幸運とみなさまの強い支持に支えられてきたことに感謝申し上げます。