トップページ エコンフォートハウス代表、髙橋百合子が語る「水」だけの清掃システム、MQ・Duotexで快適な社会をつくる
エコンフォートハウス代表、髙橋百合子が語る「水」だけの清掃システム、MQ・Duotexで快適な社会をつくる

「水」は世界最古の洗剤。その水の力を最大限に引き出し、家中を清潔でナチュラルに戻す。
この考えは90年代スウェーデンの医療機関からはじまりました。シンプルでナチュラル、快適になるサステナブル清掃の考えに深く共感したイ―オクト(エコンフォートハウス)代表、髙橋百合子にMQ・Duotexに込める思いを聞きました。


スウェーデンDuotexとの出会い

MQ・Duotexとは、どのように出会ったのですか?

髙橋:現在、六本木ヒルズTV朝日がある場所は、90年代終わり頃まで「スウェーデンセンター」、そこにオフィスを持つ友人 (元エレクトロラックスジャパン社長) グンナ―・クニベールさんから紹介したいモノがあると声がかかりました。彼はスウェーデン大使館・商務部のアドバイザーもしていました。

日本では未だに定着していない清掃システムですよね。

グンナーから最初に紹介されたものはMQ・Duotexではない他社マイクロファイバー製品でした。すでに日本での訪問販売をスタートしているということ、高価すぎること、私たちのビジネスとは共存しないことから、取扱いはなしと判断しました。

MQクロスの商品画像

◆スウェーデンの新しい清掃システムに心揺さぶられたDuotexとの出会い

そこから半年、再びグンナーから、もっと優れたスウェーデンの業務用清掃ブランドを紹介したいと声がかかりました。それがマイクロシステムデュオテックス社のMQ・Duotexだったのです。2000年あたりだったと思います。

その後、当時のトップが来日し、スウェーデンの清掃事情や新しい清掃システムのすばらしさ、石油系ケミカル洗剤をつかわずに「水だけで油分も汚れもとる」スウェーデンの新しいサステナブル清掃の考え方に心奪われました。
取り組むべき、日本に拡げるべき考え方と清掃システム製品でした。

ちなみに、「MQ」は私が名づけた日本市場向けのブランド名です。M=マイクロでQ=クイック。端的にあらわした名称で自分でも満足してます。現在では、MQと呼ばれることが多いです。

マイクロシステムデュオテックス社をパートナーとしてどんな会社だと捉えていますか。

そもそもサステナビリティへの意識が高い土台を持つスウェーデンの企業です。
起業の時から一貫してサステナビリティを目指し、貢献を強く打ちだしています。自社工場生産へのこだわりも、こころ強いです。
サステナビリティ、品質、製品開発、需要増・・どれをとっても自信を持っているコトが伝わってきます。

スタート時は、スウェーデン人のトップでしたが、今は若いマネージング ディレクターKuba Stefaniak(クバ・ステファニアク) が率いています。
世界の清掃をサステナブルに変える気概を持って、製品開発にもマーケット開発にも意欲的に取り組んでいる様子を、パートナーとしてとても心強く感じています。
企業としての信頼は、7年連続でスウェーデンのスーパーカンパニーに選ばれていることでも伝わってきます。私が取引を始めた時は数か国だった輸出も今や30か国を超えるまでになったと聞きました。

マイクロシステムデュオテックス社の社長、Kuba Stefaniak氏

マイクロシステムデュオテックス社の社長、Kuba Stefaniak氏

※参考「スーパーカンパニー」 スーパーカンパニーの資格を得るために設定された非常に高い要件を満たすことができたのは、私たちと他の716社だけです。これは、スウェーデンのすべての企業の 99.998% よりも優れた業績を上げていることを意味します。

資格を得るには、会社は少なくとも4年間、良好な成長を示すことができなければなりません。売上高の伸び、持続可能な利益、利回り、負債は、企業が資格のしきい値を超えなければならない部門です。公平を期すために、各企業は業界とも比較されます。

スウェーデンの医療機関はいったい何をめざして変革しようとしていたのか

スウェーデンの医療機関は「水だけ」の清掃システムで何を変革しようとしていたのでしょうか。

まさに今、世界がめざすSDGs、すでにスウェーデンでは先行してあらゆる分野で進んでいました。病院に一歩入れば消毒臭、消毒剤や殺菌剤をフルに使ってもなくならない院内感染や食中毒。
耐性を持った菌とのエンドレスな戦い。
細菌は様々な方法を駆使して生き延びようと試みる。それが耐性菌の出現、菌との戦いのいたちごっこが始まる。

ここを断ち切る方法は?

そもそも、人類の登場と共に、もしかすればそのもっと前から地球上に菌は存在していて、役立つ菌もいれば悪さをする菌もいる、これをそもそも一網打尽にしようという発想自体がおかしいと気付いたのです。これらに終止符を打つ決断を医療機関がしたのだと思います。

MQブランドストーリー

目指したことは、
■サステナビリティ
■患者と病院勤務者、訪問者、清掃担当者の安心と安全を守ること。
■医療機関の増大する人件費・清掃コストの低減

世界中の医療機関や介護施設等で目指していることです。

スウェーデンの医療機関では、ほんとうに必要な手術室等以外は、水だけの清掃でナチュラルな状態に戻す、保つ。そこで必要とされたのが、水だけで菌もヨゴレもとるマイクロファイバーを使った清掃システムでした。

増大するコスト面にも寄与したのは言うまでもありません。

このシステムは、スウェーデン中であっという間に受け入れられ、医療機関のみならず、学校、オフィス、空港など、あらゆる場に拡がっています。

Duotexが生まれ、あっという間にスウェーデン中に拡がったそのわけは?
日本と違う考え方・生き方・価値観のスウェーデンの人たち

私自身がスウェーデンとご縁ができたのが1990年、今日まで行ったり来たりして多くのスウェーデンの人たちとの関わりの中で、彼らのモノの考え方や生き方、価値観が日本とは大きく異なることを実感し続けています。

まず、既存にこだわらず、いいと感じたものはいいねとすぐに受け入れる。
いい意味で情緒に陥らずロジカルにモノゴトを受け止め判断する。
思ったら、考えたら自ら行動を起こす国民性を感じました。

小学校の社会の教科書にもそれはあらわれています。
法律は守る、けれど、もしそれがおかしいと思ったら行動を起こすことができると。

さまざまなしがらみや実績、まわりへの忖度に重点を置く日本との大きな違いだと思います。

環境企業として知られていたスウェーデンマクドナルドの清掃革命で採用された事実にも驚きました。
ケミカル洗剤を多用した清掃から、水だけのDuotex清掃システムに変革したのです。

環境先進企業スウェーデン マクドナルドの店内の様子

環境先進企業スウェーデン マクドナルド

ワルシャワ・ウッチ自社工場訪問
スウェーデンのサステナブルアイデアとポーランド人の技術、建国への熱い思いに感動

◆2006年ポーランド訪問、@オールドタウンマーケットスクエア(ワルシャワ)

百合子社長は2006年ポーランドの工場を訪問。その時の様子を聞かせてください。

髙橋:MQ・Duotexは、スウェーデンブランド(マイクロシステムデュオテックス社)、製造する自社工場はポーランドにあります。ちなみに、現社長のKuba(クバ)さんは、ポーランド人です。

首都ワルシャワから140km、クルマで2時間くらいだったでしょうか。
ウッチにある小さな自社工場で一貫生産していました。

ワルシャワから140kmのウッチ

ワルシャワから140kmのウッチ

すぐ近所にあるポーランド家庭料理のお店でいただいたランチ、ポテトパンケーキ料理がいまだに思い出して食べたくなるおいしさでした。
自社工場内を案内していただきました。

◆スウェーデンのサステナブルアイデア、ポーランド人の建国への熱い思いと高い技術がDuotexという奇跡の製品に結実

ポーランドは、1989年、ソ連圏から最初に民主国家として独立しました。
2006年当時は、大きなショッピングセンターはできていましたが、空港も街も日本の20-30年くらい前の感じでした。
「日本は大戦後すばらしい復興を遂げた。日本人を尊敬しています。私たちも日本をめざします。」というスタッフの言葉がこころに残っています。

今、隣国ウクライナの避難民123万人以上を国を挙げて助けているのは、ソ連時代の困難を胸の中で重ね合わせているからだと思います。マイクロシステム社の人たちも国境近くの難民支援をしていると聞いています。

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ウッチはどんな場所でしたか?

ウッチは、19世紀初頭から繊維産業が盛んで、ソ連圏のテキスタイル生産地でした。
ソ連が生産工場を引き上げてしまった後、繊維の技術とポーランド人技術者が残ったと聞きました。

目的に応じて進化させつづけ、他メーカーの追随を許さないのは、このたゆみない研究があるからです。

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清掃用マイクロファイバーブランドの中、群を抜いて優秀だと評価されるそのわけは?

まず、マイクロファイバーブランドで自社一貫生産しているマイクロシステム社は世界でも非常に希な存在です。
名門国立ハイエンジニアリングスクール(大学)や国立テキスタイル研究所・ポリテクニカルユニバーシティのKryotyna Doran教授と産学協同研究開発を行い、プロの清掃に特化したマイクロファイバーを開発しています。
染色は、環境保護のための厳しい規制をクリアする別の専門工場で行います。

MQ・Duotexは、一般的なケミカルを使った分裂ではなく、同社独自のスチーム処理技術によりファイバーを分裂させた極細繊維(マイクロファイバー)です。
環境負荷の最小化と同時に500回洗濯保証の耐久性を生み出しています。

MQ・Duotexは繊維をツイスト(ねじる)するなどの独自手法で、滑りやすさを実現し(摩擦係数の最小化)、清掃担当者の身体的負担の軽減にもつなげました。
Duotexは、その名の通り、Duo(2本)の糸を組合せていることからの名称です。
メーカのマイクロファイバーとは、吸水力、使いやすいスムーズさ、手触りに大きな差をつけ、清掃効率を上げることに成功しました。

韓国、中国メーカーOEMブランドが多い中、要求水準が高いプロフェッショナル品質を保持し、マーケットを拡げ続けられているのは、たゆみない研究を続け進化させているマイクロシステム社だからこそだと思います。

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◆研究開発

Micro System は、独自の Duotex® テクノロジーの成果である継続的な研究開発に多大なリソースを投入しています。人間工学、クリーニングの品質、経済性、環境に重点を置いています。
Duotex® での私たちの目標は、環境にやさしく高品質の洗浄コンセプトを提供することであり、より低コストで洗浄をより効率的にすることです。

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清掃のありたい姿がなかった日本、挫折の日々
なぜ日本では清掃の質が問われないのか ケミカル信仰はなくなるのか

石油系ケミカル洗剤に頼らない新しいサステナブル清掃を実現するMQ・Duotexですが、日本市場での普及はスムーズに進んだのでしょうか?

髙橋: 業務用に特化開発されたMQ・Duotexですから、当時(2002年頃)、私自身が経営していたエンヴァイロテック(スウェーデンの業務用圧縮減容機販売でNo.1ポジションを築いていた)で、業務用の清掃ツールとして販売をスタートしました。

清掃会社や清掃機器販売企業、病院等々、MQ・Duotexを使った清掃システムを紹介し続けました。
残念なことに、日本では清掃そのものの質やレベルが問題にされておらず、昔ながらの清掃、コスト中心のケミカルに頼ったツール選択という状況でした。

その後も、日本では、「清掃」のありたい姿を考えている企業や人には一度も出会えませんでした。

スウェーデンと日本のギャップが大きかったのですね。

髙橋:スウェーデンで訪問した学校や幼稚園等で知ったサステナブルな清掃とは真逆、よりよい清掃についての議論がなく、社会的な関心もありませんでした。

そもそも、清掃とサステナビリティ(SDGs)をつなげることができていない。(これは現在も・・)
クライアントはコスト、いかに安いかで清掃会社を選択する現実。経済大国日本の本質的な後進性を強く感じました。

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業務用に特化して紹介をしていた頃。展示会にて。

日本の清掃業界でも社内でも反応が薄かったMQ・Duotexですが、マーケティング上の転機は何だったのでしょうか?

髙橋:清掃のプロ市場でのれんに腕押し、越えられない価値観の違いにぶつかり続け、MQ・Duotexのターゲットを生活者にシフトしたマーケティングをスタートしました。

情けないことに、当時、社員もMQ・Duotexの意味も価値も理解する人はいませんでした。社内では「もう廃番にしたい」という声が私のところに上がってきました。
今も心に傷が残るトラウマ、大きなショックでした。悲しかったです。

社員が自分たちの商品の意味も価値もわからなければ、消費者に届けることなんかできない、もちろん社会を変えることなど夢のまた夢ですからね。
社内は結局社会の縮図、自分で判断できずに、誰かがいいと言ってくれないとわからない。

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最初によさを見出してくれたSCOPEオフィス訪問。平井社長、スタッ フみなさまと。

scope平井さんが本質を理解してくださったんですね。

MQ・Duotexの本質的な良さを分かってくれる人、他者に左右されずに判断できる人・・・私が注目したのが、SCOPEの平井さんのモノを見る目、美意識、本質をつかむ力でした。

SCOPEのECサイト内をスミからスミまでとことんチェックし、きれいなモノはたくさん販売しておいでですが、きれいにするモノはゼロ・・を発見しました。

平井社長にDuotex製品の機能を伝えお渡ししました。
まずはスタッフみなさんで使っていただき実感してもらいたい、サンプルを提供しました。

その結果、SCOPEスタッフ全員から「いいね!」の声、うれしかったです。
MQ・Duotexの同サイトでの販売スタート。

平井さんの突っ込んだ使い方や実感、MQのいいところへの率直な言葉はたちまちのうちにSCOPEファンに伝わりました。

社員の間でもMQ・Duotexは「いいものかもしれない」と感じ始めたようでした。社員に伝えてきたつもりなのに、、、ガッカリしたことでもありました。

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MQ・Duotexで窓清掃

水だけのMQ・Duotexお掃除システムは何をもたらすのか

MQ・Duotexを使った掃除、いちばん重要なことは何だと思いますか?

私たちがそもそも持っていた家中の健康を簡単にとりもどせることです。
安心で安全な家は私たちの生きる土台、そして石油系ケミカル洗剤を使わないことで、地球環境への貢献も果たすことができます。

「サステナビリティ」はもちろん最重要、けれど、もう一つ、掃除という家事が警笛でラクになることが大切だと考えています。

ラクだから、簡単だから、すぐにできる、ずっと続けられるということなのです。
ケミカルモップが普及している日本ですが、わざわざ、床や家中に、石油系のケミカル(油分)を塗りこめているコトに気づいてほしいです。

除菌除菌と言い募る洗剤メーカー、こどもやペット、もちろん大人への身体的影響は小さくありません。

MQ・Duotexは水だけのナチュラル清掃、室内空気質も良くすることにつながるのです。
目に見えない有害物質が揮発して身体に影響を及ぼすことは、さまざまな研究で証明されています。

室内空気質が及ぼす影響をしっかり考えることは私たちの健康にとってとても重要なんです。赤ちゃんやペットはさらにその影響を受けやすいことも知っておかねばいけない事実です。

家中を健康な状態に戻す、そのためのMQ清掃システムです。

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洗剤信仰は世界中に蔓延し、洗剤がなければお掃除はできない、清潔を保つことは困難・・・と、 100年もの間、私たちは信じ込まされてきました。

スウェーデンの医療機関がこれに「NO」をつきつけました。

殺菌剤の多用で耐性菌をつくらない、ナチュラルに菌を取り去る。
水は最古の洗剤、この水の力を最大限引き出して、 菌も汚れもとってしまうテクノロジーが生み出したMQ・Duotex。

現在、世界中の医療機関、高齢者施設、幼稚園、学校は言うに及ばず、空港、オフィスビルなどあらゆる施設のお掃除に使われています。

MQ・Duotexの製品は環境負荷が少なく、環境保全の効果が認められる製品の証、 北欧5カ国公認の環境ラベル「ノルディックスワン」を取得しています。

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Duotexは世界に何をもたらしているのか・・自治体が水だけの清掃を推進する国スウェーデン
スウェーデンの環境認証はどんな基準?

世界に市場を拡げるDuotexは世界に何をもたらしているのでしょうか・・自治体が水だけの清掃を推進する国スウェーデン

スウェーデンンをはじめとする北欧の国々がが環境先進であることは広く知られています。 そのスウェーデンから生まれた水を使った清掃システムが世界に拡がっています。

今や、世界30ヵ国のあらゆる清掃現場で、水だけのナチュラル清掃が広がっているのです。

強いケミカルを使っての清掃が、人にも動物にも、地球環境にも悪い影響を与えていること、その危険性が世界に人たちもわかってきたのです。

京都の古刹でも・・
実は、京都・建仁寺塔頭の両足院を訪ねた時に、ピカピカに光る広い廊下や本堂のお掃除がさぞ大変だろうと、伊藤副住職にMQをご紹介しました。
以来、数百年の歴史がある禅宗寺院が、スウェーデンの「水だけサステナブル清掃」で浄められ続けています。

古来日本の雑巾がけはすべて水拭き。その共通性を見ぬき、MQモップを選択した進歩的なお寺なのです。

水は最古の洗剤と言われます。
水だけできれいになるのに、なぜ人類は害を与える危険な石油系ケミカル洗剤を使いつづけるのでしょうか。

◆意欲的なサステナビリティ政策で住民を引き付けるスウェーデン第四の都市ウプサラ

2030年までに化石燃料の使用を止めること、そして 2050 年までに気候変動に対応することを誓い、この10年間でウプサラ市の環境への取り組みは世界をリードするものとなったそうです。WWF の「ワンプラネット・シティチャレンジ」2017~18期の世界最優秀自治体を受賞したのは、スウェーデンの都市・ウプサラでした。ウプサラの幼稚園や学校ではこのMQを使った水だけの清掃をスタートしています。

MQブランドストーリー

参考:https://www.wwf.or.jp/activities/activity/3727.html

なぜ日本では清掃の質が問われないのでしょうか。
除菌、抗菌、殺菌をおおげさに言い募るケミカル信仰はなくなるのでしょうか。

サステナビリティやSDGsへの本質的な理解がヨーロッパ諸国と比べ浅いという現実があります。言葉はメディアでもとりあげられていますが、実際に生活者や機魚経営者までの具体的行動につながっていないのが現状です。

なぜか日本は離れ小島で隔離されているかのように、世界の動き、潮流から外れてしまっているのです。

同時に、生活者が自分の頭で考えようとせず、疑問を持たずメディアに左右されがちである現実もあります。

日本ほど家庭用洗剤の世界で「除菌」が叫ばれている国はないと思います。

私自身は、特別に除菌も殺菌も抗菌も意識したことはなく暮らしていますが、かつて一度も菌を原因とする病気にも、中毒にも罹ったことがありません。

そもそも、菌を悪者にするメーカーに迎合する日本のメディアの姿勢を変えなければ、ほんとうの健康は生まれません。

さらなる進化を遂げるサステナビリティへの強い思いと覚悟
クライメートスマートは地球上の水、生きとし生けるものを守ることへの意志の表れ

Duotex製品は「クライメートスマート」シリーズに全て移行すると聞きました。聞きなれないこの「クライメートスマート」について教えてください。

Duotex®はSwan2.4で最初に承認された製品です。

Duotex®はSwan2.4で最初に承認された製品です。

元々、北欧の環境認証として知られるスワンマークをいち早く取得したマイクロシステム社です。 ケミカルをつかわずに水だけのナチュラル清掃を実現するDuotexですが、スワン認証は、原材料から生産、使用、廃棄、リサイクルまで、製品のライフサイクル全体が評価に含まれます。これは、環境と気候への全体的な影響を確実に減らすために重要です。この基準には、環境要件に加えて、品質と耐久性を保証する製品特性に関する要件も含まれています。

※SWANマークは世界で初めての多国間環境ラベル制度で、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランドで構成されています

◆Duotex® 未来の環境コンセプト「クライメートスマート」

マイクロシステム社は、2022年3月27日、28日に Finnclean PRO で気候変動に対応した新しい Duotex クライメートスマート製品を世界に向けて発表しましました。

「製品の継続的な研究と開発を経て、より気候に配慮した(クライメートスマート)環境に優しいコンセプトを発表できるようになったのです。

私たちは、持続可能な未来に関与し、貢献できることを誇りに思っています。 Duotex ®は、Swan 2.4 で承認された最初の製品です。

マイクロプラスチック排出量に関する独自の試験で、Duotex の繊維製品は A クラスに分類され、使用サイクル中のマイクロプラスチック排出量が少ないことが証明されています。マイクロプラスチックの排出量が少ないことから、Swan ラベル 2.4 および A 分類の両方をすでに取得しています。

クライメートスマートシリーズは、さらに高い基準をクリアした品質を実現しました。」

最後に

私たちはDuotexクライメートスマート製品を普及させることで何が実現できるのでしょうか。
どんな世界になるのでしょうか。 誰にもできる、取り組めるSDGsへの貢献を教えてください。

この日本社会の中で、ケミカルそしてコストだけに偏る清掃を、ナチュラルな清掃に変えることです。

家庭、暮らし、学校、事業所、あらゆる空間、場所、そして人の健康をとり戻すこと  清掃に関わる人のカラダの負担をなくし、ラクに、快適に、早い清掃を実現すること。全世界、地球環境はすべてつながっているのです。