酵素ソリューションの世界的リーダー

一度使ったら手放せない、酵素の力を最大限に活かし汚れを落とす家庭用洗剤eezym( イージム)。
このナチュラルだけれど強力なエコ洗剤は、1968年創業のベルギーのリアルコ社によって2017年に誕生しました。
リアルコ社は、長年にわたるグリーンケミストリーと酵素ソリューションの第一人者。その卓越した技術により、感染症を引き起こす原因にもなるバイオフィルムを取り除く酵素ソリューションの世界的リーダーです。現在、リアルコ社の12もの特許を持つ酵素技術で、世界中の医療機関、食品工場、醸造所、レストラン、浄化処理場などの深刻な衛生管理の問題解決に役立っています。

食品の品質と寿命は、生産工場の衛生状態に大きく影響しています。最近のリアルコ社の研究では、工場内の定期的な酵素洗浄がバイオフィルムを根絶し、製品の品質向上と保管寿命が延びることが科学的に証明されました。
この研究結果が、微生物学の分野で権威ある科学雑誌の ひとつ、スイスの「Frontiers」に掲載されたことで、現在、天然成分でバイオフィルムを取り除く、酵素ソリューションにますます注目が集まっています。

食品工場向けなど90％以上が業務用製品を製造。プロの技術を家庭用洗剤eezymに活かしています
（画像引用：リアルコ社オフィシャルサイトより）

バイオフィルムとは？

日本では、まだあまり聞きなれないバイオフィルムですが、実は、すべての感染症の65％（食中毒の60%）の原因は、バイオフィルムといわれています。
ネバネバした水回りの汚れを想像してみてください。バイオフィルムは、物質と水があるところならどこでも存在し、私たちの身近なところでは、歯垢や台所のヌメリなどもバイオフィルムといわれています。微生物が集まって、膜をつくりバイオフィルムを形成していきます。
一度バイオフィルムが作られると、普通の洗剤では除去するのが困難で、耐性のあるバイオフィルムが形成されていくと、洗浄、消毒、滅菌をしても除去できなくなります。
バイオフィルム内の細菌は、消毒剤に対して最大 1000 倍の耐性があるといわれ、普通の洗剤ではその膜を破ることができず、ある程度の大きさに成熟すると微生物を放出し、汚染を広げると言うことを繰り返します。

成熟したバイオフィルムは抗菌耐性をもち、微生物を放出することで周辺を汚染し続けます
（画像引用：リアルコ社オフィシャルサイトより）

私たちの口に入る食品を生産する工場やレストラン、抵抗力のない患者さんが多く集まる病院などでは、細心の感染症対策が必要とされています。施設や院内感染だけでなく、内視鏡検査具や手術道具にもバイオフィルムが発見されており、深刻な衛生上の問題となっています。

酵素ソリューションのプロフェッショナルであるリアルコ社の技術は、化学物質を使わずに、天然由来の「酵素」を活用し、バイオフィルム（汚れ）を除去します。そもそも、その酵素とは何でしょうか。

参考：微生物がバイオフィルムを形成していく様子
Onset of growth oscillations in a bacterial biofilm

酵素を使ったソリューションとは？

酵素は、生物ではなく、生物のつくる触媒でタンパク質（物質）です。
食品に含まれるほか、私たちの身体にも存在しています。例えば、人の唾液の中には「アミラーゼ」が、胃液の中には「ペプシン」が、すい液の中には「リパーゼ」が含まれていて、私たちの食べた*食物の消化を助けています。*消化を助けるとは、分解することを意味します。

お肉を食べるとき、牛１頭を差し出されてもすぐに食べることはできませんが、ステーキ肉のようにカットされていたら食べやすくなりますよね。バクテリア（微生物）にとっても同じことが言えます。排水管の中の汚れ（有機残留物）が食べやすい大きさにカットされていたらどうでしょう。すぐに体内に取り入れ、水や二酸化炭素などの無害な物質に分解することができます。1秒間に300万分解というスピードで、バクテリアが食べやすい大きさに有機残留物をカットするハサミの役割をするのが「酵素」です。
酵素ソリューションとは、酵素を使ってバクテリアを活性化させ、有機残留物を無害な水や二酸化炭素に変えさせるという、自然の力を応用した画期的な衛生方法です。

酵素で汚れを落とすということ

例えば油汚れの場合、通常の化学系洗剤は界面活性剤（自然由来、石油由来）で汚れを剥がし取り、移動させることはできますが、油は油のままなので、ベタついてまたどこかで汚れとなってしまうことがあります。酵素系洗剤は、剥がしとった油汚れを酵素が分解し、バクテリアが無害な物質に生分解してくれるので、再び汚れとなることを防いでくれます。

実は、酵素系洗剤で利用される酵素は１種類ではありません。
汚れと酵素は鍵穴とカギのような関係。汚れに対して働く酵素でないと全く分解してくれません。そのため、異なるタイプの酵素を混ぜ合わせて使うことで、それぞれの汚れを切断（分解）し、バクテリアの生分解をしやすくしています。

例えば、
「プロテアーゼ」と呼ばれる酵素は、タンパク質（肉や卵など）に対して作用します。
「リパーゼ」は、脂質（バター、油など）に対して作用します。
「アミラーゼ」は、でんぷん（米、パスタ、ジャガイモなど）に対して作用します。
「セルラーゼ」は、果物や野菜などの汚れであるセルロースに対して作用します。

これらいろいろな種類の酵素が配合されることで、タイプの異なる物資（汚れ）もきちんと分解され、最終的にあらゆる汚れをきれいにすることができるのです。

リアルコ社は、表面に潜むバイオフィルムだけでなく、タンク、機械、配管の内部に潜むバイオフィルムをも発見、検出する技術を持っています。さらに、それがどんな菌なのかを特定し、その菌を除去するために最適な酵素や洗剤を使った根治処理を行っています。また、再汚染を防ぐための予防処理や衛生管理を行うなど、一貫した酵素ソリューションによるサービスを提供しています。最新の酵素技術を使って、徹底したバイオフィルム除去を実践している酵素ソリューションのプロフェッショナル、それがリアルコ社です。

eezym（イージム）は、そんな酵素ソリューションのプロフェッショナルが作った、家庭用エコ洗剤。天然由来の酵素を使用し、 pH は中性であるため、家具やその他の素材を腐食させることがありません。また、100％天然成分でヨーロッパのオーガニック認証も取得。子どもやペットがいるご家庭でも安心して使え、肌にも優しく、敏感肌でも使えます。
エコ洗剤は汚れが落ちない。そんなエコ洗剤のイメージを一新する強力なエコ洗剤です。
eezym (イージム)で、環境負荷を小さくするお掃除「サステナブルクリーニング」をはじめましょう。

参考：
・バイオフィルムについて（リアルコ社website）
　 https://www.onelife-biofilmfree.com/whats-the-biofilm/
・酵素について（リアルコ社website）
　https://www.eezym.com/fr/enzymes/
・イージムについて（リアルコ社website）
　https://www.eezym.com/fr/