一緒に森活しませんか?
第三回「100年後の未来をつくるのは私たち。
100年の森、明治神宮を歩く、知る、語る、考える 森活
~2023初夏『水と森』~」
開催日:2023年6月4日(日)雨天決行
1年を通じて、日本中の森を歩き続け、森ツアーガイドや森のサロンを開催している 「森の案内人」三浦豊さん、そして「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」の私たちスタッフと一緒に明治神宮の森を歩き、森を知る・語る・考えるワークショップに参加しませんか?
3回目の開催となる今回のテーマは「水と森」。環境月間でもある6月、初夏(梅雨)の「森」、そして森に欠かせない「水」にまつわる様々なお話を三浦豊さんよりいただきながら、今回は前二回には行かなかった神宮の森内にある「御苑」にも入り、これまでとは違うルートを回ります。
「樹は立ち上がった水だ。」
竹村真一『宇宙樹』(慶応義塾大学出版会)より
世界人口が80億人を超え地球規模での深刻な水不足が叫ばれる昨今、国連の報告によると2050年までには世界で50億人が水問題に苦しむだろうと言われています。
今回のテーマ「水と森」を話していた時に、弊社代表の高橋百合子から「樹は立ち上がった水だ。」という言葉が挙がりました。
竹村真一さんの著書「宇宙樹」にあった言葉だそうです。
春になり地下の水脈に呼びかける樹木の根と、その呼びかけに呼応し樹木の内側を生命の水脈として昇っていく水の姿。
樹木と水の間で行われる自然の営みです。
森には水資源を貯留し保護する役割があると言われますし、「水源としての森」という言葉もあります。
皆さんと一緒に「水」という視点から森の役割を知り、語り、考える機会になればと思います。
明治神宮御苑の中には都会では珍しい湧水の井戸(清正井:きよまさのいど)があり、そこから湧き出た清らかな水によって潤う菖蒲田も6月が見頃となっています。
また、御苑内は御社殿の南側にあることから名付けられた南池があり、南参道の神橋(しんきょう)の下を流れて渋谷川に注いでいます。
御苑探索により「水と森」のつながりをより深く体感することができます。
東京渋谷区にある明治神宮。ここ明治神宮は、私たちのショップから実は歩いて20分ほどの場所。こんなに近くにありながら、明治神宮の森(杜)が実は100年の森であることを、最近まで知りませんでした。たくさんの人を魅了し、心にエネルギーを届けてくれる偉大な森(杜)。いまから約100年前に、明治神宮創建のために全国から献木された約10万本を植栽し、計画されたそれは「永遠の杜」プロジェクトだったのです。
100年という月日が、こんなにも大きな森を育む。100年という時間は遠いようで近い。そんな思いを明治神宮の森を通して、知るきっかけがありました。そのきっかけこそが、「森の案内人」三浦豊さんの森ツアーガイドに参加したイーオクト/エコンフォートハウス代表、髙橋百合子との出会い。森に寄り添い、森の営みを心と体で感じると、森への感謝と未来への思いが沸き上がってきます。「100年後の未来に責任を持つと決めました」これは私たちイーオクト/エコンフォートハウスの決意です。この遠いようで近い100年の森「明治神宮」を、今回みなさまとじっくり、ゆっくり時間をかけて歩き、森や木の営みの世界を知ること、森を通して一緒に未来を考える時間へお連れいたします。
朝の時間を森歩き、そのあとは、エコンフォートハウスのショップ(渋谷区神宮前)に移動して、疲れた体を休めながら、一緒にお弁当を頂きます。今回は「水と森」をキーワードに、初夏(梅雨)の森にまつわる様々なお話を三浦豊さんよりいただきます。環境月間だからこそのテーマです。
あなたの1日を、森に思いを寄せる日にしてみませんか?
森を歩く、知る、語る、考える「森活」、きっと新しい発見がみつかるはず