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【新連載】日々のこと 第9回

日比谷公園の首賭けイチョウ

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この大きな木は、400年以上も生きてきた「首賭けイチョウ」という異名をもつ特別なイチョウです。

出会ったのは2022年10月、創立記念日でのランチ(日比谷松本楼)のあと。

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松本楼のランチ 前菜(2022年10月創立記念日)


松本楼の小坂文乃社長は、イーオクト代表 高橋百合子と同じ立教大学の出身。
ランチの席で小坂社長が松本楼の歴史を語ってくださいました。
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食事のあとの散歩で大きなイチョウ近くの看板が目に入りました。
そこには、明治神宮や日比谷公園をつくった本多静六博士と大イチョウとの関わりが書かれていました。

明治22年(1889年)ごろ、本多博士が日比谷交差点近くにあった伐採されそうになったイチョウの木を「移植するよう」求め、現在地に移植されたそうです。「私の首を掛けよう」と伐採に反対した本多博士は明治神宮の森づくりを牽引した人です。
なんと樹齢は推定400年以上!

外苑前や日比谷公園の樹木伐採が進む今、本多博士はどんな思いで天国から樹木の未来を見ているのでしょうか?

樹木や森は人類に絶対必要だと思います。
「森が無くなれば文化は消滅する」と歴史は語り、多くの賢人や専門家が教えています。

イーオクトは森活プロジェクトを実行しながら森を生かす活動に参加しています。
*森活「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」賛同企業続々!ボルネオへの植林数更新中
この秋は近くの森に出かけませんか?
私は本多静六博士がつくった日比谷公園を歩いて「森のレストラン松本楼」で一年ぶりのランチを楽しむ予定です。

エコンフォートハウスでは11月11日(土)に第四回 「森の案内人三浦 豊さんと森を歩く」会を実施します。場所は明治神宮の森、ぜひご参加ください。

Wikipedia より抜粋
1971年(昭和46年)11月19日、すぐそばにあるレストラン「松本楼」が過激派組織が投げた火炎ビンの被害を受けて全焼した際に、 この木も類焼して黒焦げになった[2][4][7]。それでも翌年春には新芽を吹いて回復の兆しを見せ、火災で受けたダメージから無事に蘇った[2][4][8]。 日比谷公園内ではもっとも幹周の太い木であり、公園を代表する樹木として人々にも親しまれている[1][9]。しばしば「首賭けイチョウ」とも表記される[1][2]。

★「森のレストラン 日比谷松本楼」

BM 高橋啓子




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