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ナチュラル・強力なパイプクリーナーeezymに秘められた大きな可能性の物語

2019年からのテスト販売を終了し、いよいよ本格始動をするeezym(イージム)。
イーオクト代表の髙橋百合子、eezymを開発・販売するリアルコ社のBtoC部門ディレクターLukさんに、eezymのブランドに込める想いを聞きました。


「酵素は世界を救うかもしれない..」心が揺さぶられたリアルコ社との出会い

eezymのサプライヤーであるリアルコ社との取引が始まったのは2018年。
どんな経緯で、またどんな想いでスタートした事業ですか?

髙橋 : イーオクトのミッションを理解したベルギー大使館がリアルコ社の日本代理店候補として、我々を紹介してくださり、大使館商務部の方とリアルコ社のフード&飲料部門ディレクターPatrick Meurice氏、BtoC部門ディレクターLuk Van den Berghe氏が、まだ構想段階であるeezymの紹介とヒアリングに来社されたことが始まりです。

もともと、世界の浄水処理場や食品工場、飲食店、病院などの衛生問題を酵素ソリューションで解決してきたリアルコ社が、その技術を家庭にも応用できるようにと、当時商品化を進めていたのがeezymでした。リアルコ社としても「これから新商品を作るぞ」という挑戦の段階だったんですね。
30年以上プロの業界で培った酵素ソリューションの経験と技術を活かして生み出した家庭用洗剤なので、急速に世界に拡販するというよりは、この商品をきちんと理解してもらえるところで販売したいと考えていました。
そのような折に、ベルギー王室と一緒にベルギーの経済界の方々で来日する機会があり、リアルコ社CEOのBlackman氏も来日。きれいな日本、きれい好きで礼儀正しい日本人に感激され、日本人ならこの商品の良さが理解できる、販売したい!と思ったそうです。

来日されたPatricさん(左)とLukさん(右)

来日されたPatricさん(左)とLukさん(右)

eezymを販売しようと決意した理由はなんだったのですか?

髙橋 : リアルコ社の話を聞く中で「酵素の力のすごさ」を知り、これは日本にも世界にも絶対に必要な商品になると思ったからです。 そしてリアルコ社は、菌の中で1番の強敵と言われるバイオフィルム(菌膜)を発見する技術と、酵素の力でそれを取り除く技術を持っているんです。食品工場などでは食中毒は絶対に起こしてはいけないわけですから、そこに長年真摯に取り組んできたリアルコ社の実績・経験・技術力には絶対的な信頼を持てました。

実際にeezymの威力はどんなものかと、早速家に持ち帰り、レンジフードのベタベタ油汚れにシュッとひと吹き、数分待って布巾で拭くと、なんの力も必要なく、考えられないほどに簡単にするんと油汚れが落ちたんです。おまけに油汚れを拭いたら捨ててしまおうと思って使った布巾も、水でゆすいだらベタツキなし。本当にこの力にはびっくりしました。人生で3番目にびっくりした出来事といっても過言ではありません。(笑)

すぐに自宅で効果をお試し。この汚れ落ちには驚いた…

すぐに自宅で効果をお試し。この汚れ落ちには驚いた...(髙橋)

「環境への負荷を小さく」でなく、「環境をより良く、ナチュラルなものにできる」それがeezym

リアルコ社の話を聞き、酵素の偉大さを実感したということでしたが、 どんなところが酵素のすごさだと考えますか?

髙橋 : 話を聞くまでは酵素への知識はゼロ、酵素が生物なのかどうかも知らず、なんとなく言葉は聞いたことがあるけど...という状態で、どんな役割をするかも具体的に知りませんでした。(酵素は「タンパク質」でできており、生物ではないということはこの時初めて知りました。)
でも話を聞いてみると、、酵素の「有機物を分解をする」という役割は、止まることなく循環し続け、輪廻転生のように綺麗な環境を作り続けることができるということがわかったんです。
従来のエコ洗剤は「環境への負荷を小さく..」ですが、eezym=酵素は「負荷を与えない」というだけでなく、「環境をより良く、ナチュラルなものにできる!」ということを世の中全体に伝えていく必要があると思いました。
日本ではケミカルな洗剤の方が汚れは落ちると多くの人が信じていますが、石油系ケミカルに頼らなくても、酵素を使えば掃除効果も高く、環境にも良い影響を与えられるという新たな可能性に気付くことができたんです。

リアルコ社は、我々以外にも日本の代理店候補の数社にプレゼンをしたけれど、酵素の重要性をここまでちゃんと理解をしてくれたのはイーオクトだけだったと、後々語ってくださいました。
お互いに理解し合えた上で販売をしていくことができるのは、パートナーとしてとても嬉しいことです。

eezymを使うことで、いずれは海に流れ出る排水をよりきれいに。

eezymを使うことで、いずれは海に流れ出る排水をよりきれいに。

リアルコ社の熱意・あたたかさを実感した本社訪問

リアルコ社を訪問されたときのことを教えてください。

髙橋 : 仕事としてではなく、夫とヨーロッパに行ったとき、"Say, hello."くらいの軽い気持ちでリアルコ社を訪問しました。その時、社員のみなさんが、とても緊張されながら、プレゼンをして下さったことを思い出します。

遠い未知の国NIPPONからのいきなりの来客に驚かれたのか、母国語ではない英語でのプレゼンに緊張されていたのか、どちらかは分かりませんが、それでもとてもフレンドリーに温かく迎えてくださいました。
その時、「eezymのビジネスを通して、本当に日本と繋がっているんだ!」とワクワク興奮されている様子が感じられました。

ベルギーの公用語はオランダ語、フランス語、ドイツ語と地域ではっきりわかれていて、eezymチームはフランス語でやりとりしていますが、同じ国内にいながら実は各々の母国語だけではなく、教育も政治も何もかもが地域によって異なっているそうです。そんな中でも「健康な世界」を作るというひとつの方向に向かって、力を結集しているのがリアルコ社なのだと、実際に訪問をして感じました。

リアルコ社の本社屋

リアルコ社の本社屋

「自然の力が未来をつくってくれる。そのことに気づいてほしい。」

eezymの販売を通して日本の市場に何を伝えていきたいですか?

髙橋 : 「自然の力が未来をつくってくれる。そのことに気づいてほしい」ということです。
清掃するにあたって、石油系のケミカルでしか綺麗にできないと日本人が信じていた常識が、自然の摂理を利用したeezymを使えば、ナチュラルに綺麗を実現できるということが分かりました。ですから、私たちはそれを伝え続け、日本の市場に広めていくことが使命だと考えています。
eezymを使った掃除で日本中の排水管を綺麗にすれば、日本、そして世界の環境をより良いものにできる、そんな大きな大きな可能性を秘めた商品がeezymなんです。

◆ここからはリアルコ社のBtoC部門ディレクターのLukさんにお話を伺いました。

30年間培ってきたプロの技術を家庭にも。ナチュラルで効果的な掃除。

開発者であるリアルコ社が思う、eezymの強みはどんなことですか?

Lukさん : やはり「ナチュラルで効果的、どちらも兼ね備えた掃除ができること」でしょうか。
普通、エコ洗剤は地球に優しい洗剤であるが故に、清掃の効果は低いと思われています。

ですが、eezymはその反対です。酵素が汚れを分解するという自然の摂理に沿った酵素の特性を利用しているから、有害な成分なく、他の洗剤(昔からあるずっと使われてきたものでも)よりも深い洗浄効果が得られるのです。
私たちリアルコ社は"Enzymes for Life(暮らしに酵素を)"と掲げ、酵素を使った衛生管理において世界のリーダーとして30年間歩んできました。

業務用の酵素を商材として扱っていたのが始まりなので、当時からお付き合いがあるお客様には、「酵素での衛生管理の効率の良さ」を評価頂いています。このアイデアを業務用だけでなく、家庭用にも応用できないかと考え、スタートしたのがeezymでした。

「プロの技術を家庭にも」この想いから始まったeezym。

「プロの技術を家庭にも」この想いから始まったeezym。

工場火事にコロナ、大きな難局を乗り越えたリアルコ社のチームワーク

リアルコ社とはどのような会社ですか?

Lukさん : 社員の数は50名位のファミリー企業です。長く働いている人、若くて才能溢れる人が協力しあって働いています。職場の雰囲気はとってもフレンドリー。みんなが大事にしていることは「心を合わせること、責任感、真実、想像力」です。

また、自分たち自身の限界を越えていく挑戦をすることも好きですね。社員同士が仲が良いのも特徴で、仕事以外でも、チームワークを強化するイベントや、ディナー、飲みにいったりもします。だからコロナ禍ではそれが制限されてしまい、大変でした。

自然に囲まれ、明るい陽射しが差し込むリアルコ社オフィス。

自然に囲まれ、明るい陽射しが差し込むリアルコ社オフィス。

2020年1月、リアルコ社の工場が火事に。この難局をどのように乗り越えたのですか?

Lukさん : 2020年は1月に工場の火事、5月にベルギーでのコロナの蔓延と、大きな難局が重なった、大変な時期でした。ですが、気持ちを切り替え、この難局に社員ひとりひとりが責任感を持って取り組んだからこそ乗り越えることができたのだと思います。

例えばマーケティングチームが、新たな事業パートナーとの生産計画を策定したり、 材料管理や商品準備の場所確保に困っていたところを、パートナーが寛大にも支援してくださったり、、、お客様もこの状況を理解して下さる方々ばかりで本当に助かりました。
事業パートナーの助けと、素晴らしいチームワークで火事のあとも迅速に商品を生産できることになりました。
とはいえ商品作成の知識を外に持ち出すのは大変な苦労がありましたが。

「普段使っているものが危険なものになり得る」リアルコ社が伝えたいこと

最後にeezymの目指す世界を教えてください。

Lukさん:まずは、ベルギーマーケットで、ナチュラルな清掃商品としてeezymが第一人者となることです。他のヨーロッパの国々に比べ、ナチュラルなクリーニング製品におけるベルギーの市場はまだまだ小さい。でも、最近では人々のマインドが変わってきていて、ナチュラル製品の価値は急速に上がっています。調べによると、特にミレニアル世代はサステナブルな商品や天然志向の商品によりお金をかけるようになっているとか。

そして次のステップとして、家での清掃において「普段家で使っているものが危険なものになり得る」ということに気付いてもらいたいと思っています。その点eezymは、ナチュラルで効果的なのに危険が伴わないものだと提案したい。
それが、我々が「ホームデトックス」というコンセプトを作った理由です。(ホームデトックス:家に有害な物質はもういらない!人も家も地球環境も健康な状態に戻すこと)

私たちの野望は、「酵素を使えば、効率の良さとエコを両立しながら家を綺麗にできる!」と知らしめること、そしてそれが当たり前になるように、世の中の考え・人々の心情を変えていくことです。

日本でのeezym売場を訪問。実際に販売されている姿を見て、感動...!

日本でのeezym売場を訪問。実際に販売されている姿を見て、感動...!