「山のてっぺん 海暮らし」第13回
私のキッチンづくり その1
-アイランドキッチンと収納-
食事づくりは毎日のこと。だから、キッチン動線や収納は大事、ゼロから思い通りに、大きくつくってもらいました。
アイランドキッチン、つまり、壁には接していない独立した島タイプ、両サイドからの行き来が自由で開放的、そして大きなスペースで友人たちといっしょにお料理してもお互いが邪魔じゃない・・・選んでよかったという結論です。
キッチンの横は中庭、大きなヤマボウシがすくっと立って、蝶々や野鳥がやってきてくれます。
ひとりの時のお料理も、なんだかたのしいな・・・だし、とにかく広くて気持ちがいい・・・
キッチン横は中庭
アイランドにはシンク、ミーレのディッシュウォッシャー、シンク下にはゴミ分別BOX、あとは引き出し式の収納です。
キッチンにいる時間が長いので、コンセントやUSBポートを左右両方につけてもらいました。気がつくと友だちは勝手に充電しています。
家中、とにかくコンセントをたくさんつけてもらいました。
よそのおうちに行った時に、充電したくてコンセントはどこ・・・といつも感じていたからです。
家じゅう多めにつけたコンセント
ダイニング側からまるみえで、案外片付けも拭き掃除もマメになったのは予想外のメリットでした。
あらためてわが社のecomfortHouseスポンジワイプ水切りマットがいい仕事をすると感心してしまっています。
水切りかごはもちろん絶対置きたくない、ディッシュウォッシャーは来客時以外は使わないから手洗い多し、では、その洗い終えた食器はどうするの?
スポンジワイプ水切りマット一択でした。
ダイニング側はあえて収納をつくらず、バランスチェアを置いています。
子どもたちが遊びに来ると、これがなぜか例外なしにバカ受け、とにかく乗りまくり、高さ替え(レバーで高さ調節)まくり、大騒ぎ、不思議です。
ノルウェイのVarier製Moveバランスチェア。
いちばん下のベースが傾斜していて、座ったとき、立った時の姿勢を正しく保つのと、360度どこからもカラダを預けられる優秀チェアです。
鎌倉のkainaリビングのリョウタさんに、2年前に好きなテキスタイルで座面を張り替えてもらいました。
ダイニング側にはVarierのバランスチェア
蛇口は、夫・Edwardデザイン、SANEI製、開閉がスムーズで気に入ってます。
(https://www.sanei.ltd/series/sr_eddies/)
夫・EdwardがデザインしたSANEI製の水栓
シンク横の引き出しは、使う頻度が高いグラス、小皿、まな板(小さなもの)クッキングボードが6枚、大きなまな板ではなく小さなまな板の複数使い、ほんとうに便利なので、また別の機会にお話したいです。
その隣はカトラリー引き出し、その下には、コランダー類。
千客万来、しょっちゅう友人たちが訪ねてくれるので、ひとり暮らしとはいえ、食器はたくさん使います。
一時は処分しようかとも思ったし、ディッシュウォッシャーも大きいのは要らないかも・・・と思っていたのが、毎週毎週のお客さま、想像していなかった喜びのキッチンです。
髙橋Suzuki百合子