「山のてっぺん 海暮らし」第1回
髙橋百合子の移住生活 スタートしました
東京の都心から、葉山の先、海と富士山と山々を見晴らす山のてっぺんに、3月末に移住しました。
建築家の夫の設計、2人が暮らす家のはずでした。
その夫、鈴木Edwardが、設計が終わったところで、いきなり先に行ってるよとばかりに、天国に移住してしまいました。2019年9月のことでした。
家づくり続行か否か、なんどもなんども行ったり来たりしながら一年以上考え続けました。
完成した住まい
この土地を見にきて「ここ」と夫が言い切った場所、
夫が2人の暮らしを思い描きながら設計した家を建ててあげようと決め、ようやく3月末に完成。
「ここ」での暮らしがスタートしました。
晴れた日には遠く大きな富士山が見える
そして移住後3か月、「夫のために建ててあげた」ではなく、私自身の大きな安心と快適という贈り物をもらったこと、
夫にも、その後を引き継いでくれた鈴木エドワード建築設計事務所の難波さんにも、そのほかの何もかも、すべてに感謝する毎日です。
朝、鳥の囀りと共に目覚め、山々の緑、高い空、海、テラスに出れば風にそよぐ木々の葉のさざめき、、、
ただただ心とカラダが解放される日々を送っています。
移住前のこんな山のてっぺんで暮らせるのかの不安が初日から吹き飛び、日々、自然のライブショーのなか、新しい出来事、新しい友、新しいお店、新しいおいしいもの、とにかく初めてだらけの暮らしが始まったのです。
山のてっぺん海暮らし、たのしみに読んでいただけますように。
髙橋Suzuki百合子