ずっと昔から日本の夏の暮らしにあった「蚊遣り」。イーオクト代表、髙橋百合子の「シンプルなインテリアに合って持ち運びが簡単な菊花線香の蚊遣りがほしい…」という思いからスタートしました。
「和室にも洋室にも合うデザイン」「持ち運びが簡単」「軽くて丈夫であること」など、理想とする「蚊遣」についてプロダクトデザイナーの小泉誠さんにお伝えしたところ、深く共感いただき共同開発がスタート。
つくり手は、東京都墨田区に工場を構える「昌栄工業」(アルミ本体の製造)、籐工芸の「おみねらたん」(取っ手部分)。
そして小泉さんの洗練されたデザイン、日本の技術力が集結し2015年に「香遣/かやり」が完成。
1年を通してお香やアロマも楽しめることから「蚊遣り」ではなく「香遣」。命名は小泉さんです。
素材や技にオリジナリティが生きていて、それがあるだけで毎日がちょっと豊かになる。
昔ながらの日本ではなく、今の時代にあった、新しいジャパニズムを提案することで、日本の技術を絶やすことなく、次世代へ繋いでいきます。