菊花線香は除虫菊を使った100%ナチュラルな虫除け線香。無農薬で栽培された除虫菊や和種ハッカなど安全な原料を使い、虫を殺すのではなく、嫌がる煙をたくことで虫刺されを防ぎ、子供やペットのいるところでも、安心して使えます。
一般的な蚊取り線香には、農薬成分の合成ピレスロイド(※1)やディート(※2)をはじめとした化学成分が使われており、海外では子供への使用が制限されている国もあります。また医薬部外品の蚊取り線香はピレトリン(除虫菊の虫除け成分)、合成ピレスロイドの濃度が0.3~1%程なのに対して、菊花線香は0.1%。天然のピレトリンであっても大量に摂取すれば、体に影響があると考えます。雑貨である菊花線香は生態系のバランスを考えて防虫を目的に、医薬部外品の蚊取り線香は殺虫することを目的にしています。菊花線香は人や動物に優しい虫除け線香です。また菊花線香は防カビ剤の代わりに薄荷を使用。防カビ剤は表示の義務はありませんが、細部まで妥協することなく安心安全にこだわりと想いを持って作られた商品です。
丸型ミニはコンパクトで場所を取らず、かつひと巻も一回使い切りサイズ。夜寝る前にわざわざ火を消さなくてもOKです。
※1 蚊取り線香の主成分「合成ピレスロイド」
・ピレトリンの毒性を強めた農薬
・ごく微量で即効的に作用、神経毒として作用
・昆虫、両生類、爬虫類を殺虫
・魚、哺乳類、鳥類、犬、猫、ハムスターにも 種類・使用方法によって影響がある
※2 虫除け剤の主成分「ディート」
・アメリカ陸軍がジャングル戦の際にマラリアなどの病気感染を防ぐため軍事用に開発
・安価で殺虫効果が高い
・「ディートはまれに体に影響があると報告されいる」【国民生活センター】(抜粋)
・「 ( デューク大学での研究により) ディートの神経系への影響が認められているが、試験方法等の不備が見られるため、 現時点での評価は困難である。」【厚生労働省】(抜粋)
※カナダでは子供への使用に規制が設けられている。
りんねしゃ(愛知県)
化学成分や着色料を使わない、
ナチュラルな虫よけアイテム『菊花線香』
蚊取り線香が日本で発売されたのは1890年(大日本除虫菊)。天然の除虫菊(ピレトリン)を使っていましたが、第二次世界大戦後、大量消費に対応するために、殺虫効果が高い合成ピレスロイドが仕様されるようになりました。
りんねしゃ代表の飯尾純市さんは、このケミカル成分を含んだ蚊取り線香を使い、頭痛に悩まされていたことから、除虫菊を主成分にした虫よけ製品の開発に着手。日本には除虫菊を栽培する農家がほとんどなく、かつて日本人から除虫菊の栽培を伝授された中国の農家と契約してりんねしゃの除虫菊栽培がスタート、初収穫は1997年のこと。
そして2001年に『菊花線香』の販売をスタートさせます。現在、りんねしゃは北海道に自社農場を構え、日本で栽培が激減状況にあった「除虫菊」と「ハッカ」の栽培を開始。環境汚染と人体への影響を考え、無農薬栽培を徹底しています。
虫除け商品は様々ありますが、世に多くある防虫剤や防虫スプレーの危険性を指摘している国もあります。そんな中、「菊花線香」は、飯尾さんの思いとともに、100年後の未来にも届けたい商品です。
合成着色料、染色剤、農薬、着火剤、燃焼剤、防腐剤等、合成成分を一切使用していない100%ナチュラルな虫除け線香です。原料の除虫菊や薄荷も無農薬にて栽培しています。
天然除虫菊の除虫成分・ピレトリンの量を極限まで減らし、虫を殺すのではなく退避させる効果で、人やペットにも優しい線香です。
北海道の農場で無農薬栽培している「和種薄荷」使用。
8巻×4袋入り。 小分け包装のため、使い切れなくても翌年お使い頂けます。
戦前まで主流だった除虫菊を使用した虫除け線香は、戦後の大量生産に合わせて合成ピレスロイドにとって代わり、一時除虫菊の生産は絶滅状態となりました。菊花線香を使うことは除虫菊の原種の保存にも繋がります。菊花線香は100年後の未来にも残したい安心・安全な商品です。