トップページ もっとみる サステナブル研究会 2021/08/27 いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?

いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?
サスティナブルランドリー?

インターンの田村です。
気温もぐっと上がり真夏日が続く8月、皆さんはどのようにお過ごしですか?

7月のサステナブル研究会は、「いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?」テーマに話し合いました。

まず、注目したのが「ナチュラルクリーニング」です。

地球環境のためにも、体の健康のためにもナチュラルクリーニング

ナチュラルクリーニングという言葉をご存じですか?
それはお掃除を通して「環境負荷を小さくするお掃除で、ナチュラルな(本来あるべき)状態に戻すこと」、これが地球と私たちの体の健康にとって大切なことです。

まず「体の健康とナチュラルクリーニング」との関係について学びました。

さて、ケミカル洗剤を使用したお部屋、排水溝やパイプ掃除が原因になる健康被害があります。

体に悪い食べ物を食べると体は悪影響を受けます。ケミカル洗剤を使うとその成分は、皮膚や鼻から体内に入り込みます。
「混ぜるなキケン」や「窓を開けて使用してください」などの説明は体への危険性を示唆しています。

そんな洗剤で掃除した部分を子供が触ることもとても危険です。乳幼児の場合はそこに触れた手で顔を触ったり、食べ物を食べたり、おもちゃを持って口に入れたりと、大人以上のリスクの高さがあります。

サステナブル研究会 2021/08/27 いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?

今まで洗剤の成分などを私はあまり気にしていませんでしたが、自分の体に、家族の体に悪影響があるかもしれないと考えるとナチュラル洗剤の重要性に強く共感しました。
ナチュラルなので地球環境にいいことも想像できました!

次はそのナチュラル洗剤と地球環境の関係を、エコンフォートハウス(@ecomfort_eoct)でお届けしている酵素洗剤のプロたちが開発した家庭用洗剤ブランドeezym(@homedetoxbyeezym)のナチュラルクリーニングに注目して見ていきましょう。

eezym(イージム)では「ホームデトックス革命」という考えを提案しています。

ではホームデトックスが地球環境にどんないいことがあるのでしょうか?


家のお掃除が地球のためになっちゃう

eezymでは「ホームデトックス革命」という考えを提案しています。
ホームデトックス革命とは、ケミカルを使っている掃除をやめて、自分自身、家族、家や環境までナチュラルでヘルシーにするということです。

eezymのナチュラルクリーニングのカギは”酵素”です。
この酵素自体も自然に由来、必要以上の強力な殺菌をせずに自然の生きた力を活用してお掃除をすることで、ナチュラルに戻すことを実現できます。

通市販されている多くのパイプ洗浄用洗剤は汚れを包んで移動させるだけですが、イージムのパイプクリーナーは汚れをはさみのように酵素が分解して、更にそれを細菌が分解し、水や二酸化炭素の無害な物質にして流します。

これで直接汚れが川や海に流れ出て行ってしまうことを防ぎます。家を出て行った後も下水道の中など、すっと酵素が掃除をし続けてくれます。

サステナブル研究会 2021/08/27 いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?

私は「今までの掃除が自分の家の中はきれいになるけれど、それは汚れを移動させているだけで地球を汚してしまっている」とは、考えていませんでした。

しかし、ナチュラルで、さらに分解効果の高い酵素の含まれた洗剤を使用することで家も下水道もきれいなる、自然を汚さずに掃除ができる方法があることに気づきました。

自分の家をお掃除するだけですっきりするのに、それがずーっとその先までお掃除し続けてくれるなんてなんだか気持ちいいな、と思いました!

また、食品加工工場や浄水処理場の衛生管理を酵素洗剤で解決してきたベルギーのRealco社の商品なのでその洗浄力は驚きです!!

サステナブル研究会 2021/08/27 いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?

では続いて、洗濯に場面を変えてみましょう。

「5つのいいこと」&「5つのできること」

サスティナブルランドリーという言葉をご存じですか?
それは”環境負荷を小さくするお洗濯のこと”、洗うことを見直すための洗濯のことです。

洗濯機での洗濯は大量の水を使い、排水します。もし合繊繊維の衣類であれば、排水の中には色素や海の生態系に影響を及ぼすマイクロプラスチックビーズ(マイクロプラスチックファイバー)が含まれています。

毎日の洗濯が、じつは環境にダメージを与えています。

しかし、洗濯回数を減らすと地球環境に少なくとも5つよいこと起きます。
1.節水・節電ができる
2.合成色素による水質汚染を減らせる
3.洗濯洗剤による水質汚染を減らせる
4.マイクロプラスチックファイバーの流出を減らせる
5.服が長持ちする(衣類のゴミ年間100万トン廃棄の軽減)

この5つの良いことを起こすための行動が、以下の5つのできることです
1.コインランドリーなどでまとめ洗いで回数を減らす、手洗いで節水
2.Dr.Beckmannカラーアンドダートコレクターを入れて一緒に洗うことで人工染料をキャッチ
3.洗剤を使いすぎない。使うなら、生分解性の高い洗剤を使う
4.洗濯ネットを使用する
5.衣類の部分ケアで洗濯の必要をなくす。

サステナブル研究会 2021/08/27 いまさら聞けない!ナチュラルクリーニング?サスティナブルランドリー?

洗濯回数を減らすと多くのいいことがあるとわかりました。

当たり前を見直すことがサスティナブルランドリーの出発点

サロンの中の話題で興味深かったのが、「着たら洗う」を「汚れたら洗う」に習慣をシフトしていこう、という提案です。

サロン参加メンバーもこのように意識を変えたら、週に3回の洗濯が週に1回の洗濯で十分になったそう。そして、家事も1つ減るので楽になったということでした。

子供たちやスポーツをする方、汗をかきやすい夏などはなかなかそういうわけにはいかないかもしれませんが、普段の生活なら当たり前の中の不要なことを減らすことができそうだと思いました。

さて、ここで次は4番に注目して、洗濯ネットを使う意味について考えていきましょう。

ステップ①:洗濯ネットを使用、ステップ②:より目の細かいものを選ぶ

洗濯回数を見直すといいこと、できることを確認しました。
ここからは特に今回のサロンで注目した4番「洗濯ネットを使う」について考えましょう!

洗濯ネットは従来、型崩れや痛みを防ぐ物として使われてきましたが、最近は洗濯中に服から取れたマイクロプラスチックファイバーを含む繊維くずの流出を防ぐのにも役立つものが出てきました。

マイクロファイバーは5mm以下ほどの視覚で確認することも難しい大きさです。
それを使うことが一番ですが、目に見える繊維くずも排水に流れていくと結果的にマイクロファイバー程に微細になってしまいます。なので、とにかく洗濯ネットで多少の糸くずをキャッチすることも意味のあることなのです。
参考:海洋プラスチックごみの35%が衣類から出る化学繊維(ICUNの2017年発行レポートによると)

つまり、ステップ①:今持っている洗濯ネットを使用→ステップ②:より目の細かいもの(マイクロファイバー用など)を選ぶ、とステップを踏んでいけばいいのだそうです。重要なのは、ちゃんとした理由をもとにした道筋の上でステップを踏み、すぐにアクションを起こすことでした。

私も家では洗濯ネットを使って洗濯をしていましたが、少しの繊維くずであればキャッチできる程度のものでした。今回のサロンで、自分の今いる位置はステップ①で今後どんなことができそうかを想像する機会になりました!

最後に、そもそも服を選ぶ時点から責任が生じていると気づきました。
天然繊維を選べば繊維くずが万が一流れても生分解するので問題はありません。

摩擦などが生じなくても繊維はふわふわと服から出て行っているということも知りました。リサイクルして作られた服は繊維が短くなり弱くなったものが使われているため、繊維が出ていきやすいのだそうです。

それが洗濯機の中の強い摩擦によってどれほど見えない繊維が洗濯中に服からとれているのかを考えると、やはり洗濯ネットは欠かせないと改めて思いました。

洗濯ネットは服を保護してくれるので服を長く愛用することにもつながります。
洗濯を見直すことによってたくさんのことが変わっていくことに気づきました。

サステナブルランドリーを提案するDr.Beckmann(@drbeckmanninternational)の商品については「ブランドごとに検索」からチェックしてみてくださいね♪

それでは皆さま、次回は9月号でお会いいたしましょう。
9月から新メンバーが田村有莉菜よりバトンを受けて「サステナブル研究会」を続けます。

サスティナブル研究会担当:田村有莉菜