2000年、高橋百合子が東京ガスの子会社新宿ozoneデザインセンターの橘田さん
(現在は駒沢大学教授でありご自身のデザインプロデュース会社も経営)から、
「サステナブルデザイン展」をコーディネートしてほしいと依頼されたことがきっかけで
現在の私たちの事業につながりました。
サステナブルという言葉は、当時、高橋がコンセプトワークのオフィスオクトと共に、
スウェーデンの環境機械を国内の企業や自治体に販売する㈱エンヴァイロテックを経営していたことで、
世界の環境キーワードとして耳慣れていましたし、世界中の販売会社が集まる会議でもごく普通に使われていました。
スウェーデンでは1992年リオで行われた地球サミットで採択された「アジェンダ21」の活動が
国や自治体、学校などで行われていました。
ただ、現在に至るまで、ここ日本ではまだまだサステナブル?それなぁに?の人が多いのが現状です。
※1985年「環境と開発に関する世界委員会」委員長のブルントラント・ノルウェイ首相の報告
「Our Common Future」の中心的な考え方として取り上げた概念が
Sustainable Development=持続可能な開発。
この時点から、サステナブルという言葉が世界をよりよくしようとする共通ワードとなりました。
サステナブル、今、地球温暖化や海洋汚染、森林の伐採等々の環境破壊をもたらす発展ではなく、
人類にも生きとし生けるモノにも、私たちの安全を担保してくれているかけがえがない地球にも、
この先ずっとよりよい未来が持続できるよう、今を生きる私たちの義務として行動せねばなりません。